ブログの更新が滞っていた間、お腹に子を授かり、あれよあれよと妊娠7ヶ月で安定期も終盤に差し掛かっている。
妊娠してから、意識はうちへうちへと向かい、自分の内面と向き合ったり幼い頃を回想することが増えた。
私は湘南に住んでいるが、出身は京都である。
自分が生まれ、幼いころを過ごした左京区の修学院近辺をのんびり散歩してみたくなり、先日二泊三日で旅行してきた。
武信稲荷神社
旅行の目的の一つは、ここを訪れることだった。
全国的に名付けで有名な神社である。
場所は二条の駅から商店街を通って5分強歩いたところにあり、京都駅からもアクセスしやすい。
京都には名だたるお寺や神社があるが、武信稲荷神社のことは知らなかった。
住宅地の静かな環境で、境内はそんなに広くないが木がたくさんあり気持ちの良いところだった。
名付けは遠方の場合、郵送やFAXでも受け付けてくれるようだ。
プレマルシェオーガニック
三条商店街にはプレマルシェのお店が数軒ある。
我が家の猫たち用の水飲み皿には森修焼を選んだのだが、この森修焼をはじめ、自然食品やオーガニック化粧品などをたくさん取り扱っているお店で、以前から気になっていた。
ここのオーガニックのジェラートの評判が良いので是非食べたかったのだが、時間が合わず残念だった。
店内をゆっくりと見て回り、自分達へのお土産に不思議な形をしたグラスを2つ選んだ。
中にはフラワーオブライフと呼ばれる柄が入っていて、良い波動を出しているとか何とか。
その効果は私には今のところ分からないが、夫は満足気に水やノンアルコールビールを注いで飲んでいる。
私としてもこの窪みが手にフィットして持ちやすく、重みも適度で気に入った。
近頃流行りの高級食パン専門店。
ひっきりなしにお客が訪れていたが、ここは京都以外にもたくさんお店があるようなので購入は見送った。
三條若狭屋
堀川通に突き当たる商店街の出口にある三條若狭屋に立ち寄った。祇園祭の稚児もちで有名だが、今回は干菓子を買い求めた。
どちらも常温で1ヶ月以上日持ちがする。
夏はどうしてもお土産に生ものは避けがちで、こういったお菓子はありがたい。
この後下鴨神社へと移動するのだが、バスの乗り換えがよくわからず、電車で鞍馬口から向かったものだから、炎天下の中歩き回って体調を崩した。
結果として下鴨神社境内のお茶屋で休んで終わってしまった。
9月といえど残暑が厳しい。夏の京都の旅行は早朝と夕方に活動するに限る。
麺屋 坂本
鞍馬口でランチにたまたま入ったラーメン屋はあっさり系でチャーシューも柔らかくて思いの外美味しかった。
午後は時間とエネルギーを消耗してイライラしながら宿に早めに向かった。
三井ガーデンホテル京都三条
今回は新幹線とセットの激安プランで予約したのだが、とにかく立地が良い。烏丸御池の駅からすぐだし、バス停の三条烏丸からもすぐでどこへでもアクセス抜群だ。錦市場まではゆっくり歩いて15分くらい。イノダコーヒー本店にも近い。
部屋は普通にビジネスホテルなのでホテルでのんびり過ごすという感じではないのだが、清掃は行き届いているし、表通りから1本入っているので夜間も静かで快適だった。
そして便利なのが1つ300円のバゲージサービスだ。行きは三井ガーデンホテル京都駅前に荷物を持っていくとチェックインまでに三条に送り届けてくれる。帰りはチェックアウトの際に荷物を預けて京都駅前で受け取る。
何より助かったのがホテルの立地が良いので観光に疲れた時に休憩に戻って来られるところだ。荷物持ちの夫はお土産を置けるし(部屋に冷蔵庫もあるので食品も大丈夫)、私は久々の盆地の暑さに洗礼を受け汗かぶれが酷かったので、シャワーを浴びて着替えられたのはありがたかった。
一つだけ不満だったのは何故かスーツケースを置くラックがなかったこと。テレビ台も狭いし他に荷物台もないのにどこへ置けというのか。フロントに連絡したら持ってきて頂けたので事なきを得たが。
なな治
夕飯までに何とか体調も機嫌も回復し、歩いて向かった。
串揚げ屋である。
小さなお店でおそらくご夫婦で切り盛りしている。
串揚げはどれも変わり種で面白く美味しく、それ以外の1品料理もそれぞれ美味しかったのだが、いかんせんポーションが小さめ。お酒を飲めない身としてはなかなかお腹が膨れず、飲みたくなるメニューが多く辛かった。こちらは夫の郷里である滋賀のお酒を多く揃えているので、次回は是非飲める時に出直したい。そして元気にはしご酒する時にも良さそうなお店だ。
教訓
- 夏の京都を歩く時は、早朝と夕方を中心にする。特に神社やお寺は朝から開いているので朝がおすすめ。昼間は美術鑑賞や室内でのショッピングなど。休憩と水分補給はこまめに。
- 京都駅前からのバゲージサービスのあるホテルやカード会社のサービスなどを調べておいて活用し、街中を身軽に動けるようにする。
- お酒を飲めない旅行では、ノンアルコールのペアリングがあるようなコース料理にするか、あまりお酒を飲みたくならない食事メニューを選ぶ。カレーやおばんざいなどか。
- でも祇園祭は別として夏場は観光客も少なめなのでどこもゆったり見て回れるのは利点だ。