連日のコロナウイルス騒ぎで外出もままならずだが、こんな時だからこそ猫のいる生活に心が和む。
毎日のように撮っている写真で、最近の世相を反映した慣用句の例文をつくってみた。
目を光らす
【意味】注意・監視をおこたらない。
【例文】最近この界隈に増えているらしい不審者に目を光らす。
目を細める
【意味】うれしそうに微笑みをうかべる。
【例文】猫たちが美味しそうに食べる姿に目を細める。
お手上げ
【意味】どうしようもないこと。降参すること。
【例文】コロナウイルスのパンデミックに旅行業界はお手上げだ。
耳をふさぐ
【意味】聞かないようにする。
【例文】新型コロナ感染者増加に株価暴落、耳をふさぎたくなるニュースばかりだ。
舌を巻く
【意味】あまりにも優れていて、驚く。感心する。
【例文】おやつを開けるとどこにいても駆けつける、猫の察知能力には舌を巻く。
舌を出す
①陰でばかにする。心の中であざわらう。
②自分の失敗を恥じたりごまかしたりするしぐさ。
【例文】メディアに踊らされ買い占めに走る人を見て舌を出している人達もいる。(①)
手を上げる
【意味】
①降参する
②殴ろうとしてこぶしを振り上げる。
③上達する
【例文】 どんなに腹が立っても、女の子に手を上げてはいけないよ、しょうへい。(②)
鼻息が荒い
【意味】意気込みが激しい。強気である。
【例文】鼻息荒くマスクやトイレットペーパーを買い占めたがる人に店側は手を焼いている。
開いた口が塞がらない
【意味】あきれ果て、呆然とするさま。
【例文】県議がマスクを転売するなんて、開いた口が塞がらない。
背を向ける
【意味】
①後ろを向く
②無関心な態度をとる。また、そむく。
【例文】留守番させたら、猫たちに背を向けられてしまいショックを受けた。(②)
目を皿にする
【意味】目を大きく見開いてみる。物を探し回るときの目つき。
【例文】目を皿にして探したが、とうとうボタン電池は見つからなかった。
顔色をうかがう
【意味】相手のご機嫌をうかがう。相手の表情から相手がどう思っているのか読み取ろうとする様子。
【例文】猫は普段あまり人の顔色をうかがわない。
首を長くする
【意味】期待して待ち焦がれる。
【例文】お腹をすかせて飼い主の帰宅を首を長くして待っている。
首を突っ込む
【意味】興味や関心をもって、そのことに関係を持つ。また、あることに深入りする。
【例文】クロネコさんのお仕事にキジトラの君が首を突っ込むのはやめた方が良いよ。
手をこまねく
【意味】何もせず傍観している。
【例文】手をこまねいていても、状況は改善しない。
気が抜ける
【意味】気持ちの張りがなくなる。
【例文】センバツ高校野球中止のニュースに気が抜ける。